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山本研究室

星間分子雲は恒星が形成される場所であり、宇宙における物質循環 の主要経路にあたる。本研究では、そこに存在する原子や分子に着目 し、電波望遠鏡による観測的研究と、実験室での分子分光の研究を行 なっている。特に、天文学において未開拓の波長領域であるサブミリ 波の検出技術の開拓に力を入れており、わが国唯一のサブミリ波望遠 鏡を富士山頂で運用している。同時に、国立天文台野辺山観測所の45 mミリ波望遠鏡をはじめとする内外の望遠鏡を利用した星間分子雲の 物理・化学状態と星形成過程の研究を進めている。

なお、研究室の助手の関本裕太郎氏は1999年4月1日付けで国立天文 台助教授に転出し、後任には理化学研究所から岡朋治氏が着任した。  





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Tue Aug 10 15:16:06 JST 1999