牡牛座暗黒星雲にあるHCL2領域の約1.5平方度をCIでマッピングした。 その結果、CIの分布はCOやCOの分布と反相関していることが分かった(口絵)。 また、高密度分子雲コアTMC-1の南方 のIRAS100mの強度や可視減光が大きい領域にCI/CO存在比の高い雲が存在していることが分かった。 この雲は分子雲形成の初期段階にあるとみられ、このことから この領域では北から南に向かって分子雲形成が進行したと考えられる[20]。