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星間分子雲におけるSiOの検出

NRAO 12 m 望遠鏡(Kitt Peak)を用いて SiO の観測を行なった。その結果、 大質量星生成領域 AFGL5142 の、分子流に付随する広がった領域において SiOの回転遷移線 (J = 2-1, 3-2)を初めて検出し、これら2輝線を用 いての領域を詳細にマップした。 SiO輝線は、星間分子雲の年齢、温度環境、ショック環境を鋭敏に反映している ことが示唆されており、大質量星が母体の分子雲におよぼす影響を 明かにするうえで重要である。



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1997年10月02日 21時14分18秒