KAGRA データ解析スクール @ RESCEU プログラム
8月7日現在のプログラム案です。初日開始時刻13:20と最終日終了時刻 15:00および懇談会を初日におこなうこと以外は、講義の進展 に合わせて柔軟に変更します。

「重力波天文学・重力波データ解析への誘い」では、重力波天文学によって 何が分かり、データ解析をやることにどのような意味があるのかについて、 神田展行さんが講義します。

「データ解析講義」では、 主にコンパクト連星系合体(CBC)からの重力波のデータを解析する方法について、 田越秀行さん・高橋弘毅さんが講義します。今回は時間の都合上、 CBCに焦点を当てます。

「データ解析実習」では、 参加者持参の計算機によって各自、データ解析の基本を体験していただきます。 ソフトとしては、C言語および、 FFTW GSL (GNU Scientific Library) を使用できる開発環境を各自そろえていただきます。 結果の図示には各自お好みの描画ソフト(gnuplotなど)を ご用意ください。講師およびチューターは、 複数のデータ解析グループメンバーが務めます。 主にWindowsユーザで,スクールで必要なプログラミング環境の準備を自力でする ことが困難な人向けに,必要最小限のパッケージが入った,VirtualBox用の仮想 ディスクを用意しました。Windows以外にも,Mac OS X などでも,仮想ディ スク は利用可能です。 詳しくは ソフトウェアのページをご覧ください。

「データ解析のための統計学初歩」は重力波データ解析方法を理解する上で 基本となる統計学の初歩について伊藤洋介が概説します。 ノートは こちら