CHCCS は
の電子基底状態をもつ対称コマラジカルである。
我々はこのラジカルの
状態の回転スペクトルは
既に検出しているが、このラジカルのヤン・テラー効果の状態を理解するためには
もう一方のスピン状態である
状態のスペクトルを
測定し、共に解析を行なうことが不可欠である。
これまでの実験で 193 GHz から 202 GHz にわたって弱いながらも
状態と思われる4本組のスペクトルを観測した。
現在までの解析の結果、この
電子状態は
電子状態よりも約 90 cm
高いところにあることがわかった。
Figure 3: The spectrum of DNS in high-J region.
Integrating 100 times at repetation time about 3 Hz.