塩素の星間化学的な振舞いを理解するために、我々は星間分子の候補である HCClに着目した。 この分子を星間空間で探査するため35.6GHz付近の純回転スペクトルを フーリエ変換型ミリ波分光器を用いて測定し、周波数を決定した。 さらに解析の結果、超微細構造に核スピン-回転相互 作用の効果を確認した。 また、この周波数情報を元に野辺山45m電波望遠鏡を用い探査を行なったnagasaka1。