KAGRA データ解析スクール @ RESCEU 2013 演習環境

KAGRA データ解析スクール@RESCEU 2013へご参加登録された皆様、

実習に必要なソフトウエア環境構築を説明します。 下記をお読みになりご準備ください。 原則として,スクールに来られる前に, コンピュータの環境整備はすませておいてください。

Octaveがあれば今回の実習は出来ますが, 追加パッケージのインストールが必要な場合もあり, また操作方法指導の問題もあるために, スクールの統一環境として, WindowsやMacの人は下記のVirtualBox+ Ubuntu上での利用を推奨します。

[1] VirtualBox+Ubuntuインストール

(注) 2012年9月, 2013年2月に行なわれたKAGRAデータ解析スクールに参加された方で, VirtualBox+Ubuntuのインストールを行なっていてその環境が残っていれば, それを使ってください。Octaveも入っています。 ただし,1年間の間にUbuntuに多数のアップデートがあります。また,今回の 講習では,Octaveの追加パッケージが必要です。 そのため,下記「[2]Ubuntuのアップデート適用」および「[3]Octave追加パッ ケージのインストール」の指示に従ってください。

以下のところから,必要なファイルをダウンロードしてください。

http://astro1.sc.niigata-u.ac.jp/kagra/VirtualBox/

はじめに,この中の install-vbox.pdf をダウンロードします。 それをよく読んで,

VirtualBox-4.2.18-88781-Win.exe ubuntu-ja-12-da.zip

をダウンロードしてください。

Windows以外の利用者は,VirtualBox-4.2.18-88781-Win.exeの代わり に,VirtualBoxのサイト https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads から,対 応するインストールファイルをダウンロードしてください。 ubuntu-ja-12.da.zip の大きさは,1,464,037,378 Bytes (=1,429,725KB=1.36GB) です。ダウンロード後,このサイズになっていることを確認してください。 なお,約1.3GBの大きなファイルのダウンロードに失敗する場合は, install-vbox.pdf の記述を読んで,分割ファイルをダウロード後,結合してくだ さい(結合後のファイルサイズが,上記の大きさになることを確認してください)。

その後のインストール,設定のしかたは,install-vbox.pdf にしたがってください。

原則として,スクールに来られる前に,コンピュータの環境整備はすませておいてください。 ネットワークが遅い,またはネットワーク障害などのため前もって準備できない人のために, 当日,上記のファイルを納めたUSBメモリは用意する予定です。 ただし,当日インストールする時間は特に設けていませんのでご了承ください。

上記のvirtualbox + ubuntuについて不明な点があれば, 新潟大学 大原 謙一さん (oohara_at_astro.sc.niigata-u.ac.jp) におたずね ください("_at_"は@と読み替えてください。)。

[2] Ubuntuのアップデート適用

今回準備した仮想ディスク作成後にも Ubuntuのアップデートがありました。 上記に従いインストールした人も以前の環境をそのまま利用する人も, アップデートを適用することを勧めます。

Ubuntuのアップデートは数百MBのファイルのダウンロードが必要となり時間も かかるために,「Octave追加パッケージのインストール」とともに,必ず事前 に各自で完了させてください。 以下では,特に記述がなければ,行頭の $ はコマンド・プロンプトです。 そのあとにコマンドを入力します。 行頭に # のある行や( )で囲んだところは,解説,コメントです。 それ以外の行は,コンピュータからの出力です(一部省略)。

Ubuntuのターミナル上で下記コマンドを順番に実行してください。

$ sudo apt-get update
[ sudo ] password for kagra:
(パスワードを入力。パスワードは install-vbox.pdf に書かれています。)
:
: (多数の出力。少々時間がかかるかもしれません。)
:
パッケージリストを読み込んでいます ... 完了
# と出力されればOKです。
# もし,何らかのエラーメッセージが出力されれば,大原に知らせてください。

$ sudo apt-get -y upgrade :
:(多数の出力。かなり時間がかかることがあります。)
:

# エラーなく完了したら,再起動します。

$ sudo reboot

[3] Octave追加パッケージのインストール

上記のUbuntuにはOctaveはすでに入っていますが,2012年9月の環境をご利用の方は、 追加でいくつかのパッケージのインストールが必要です。 Ubuntuのターミナル上で下記コマンドを実行してインストールしてください。
$ sudo apt-get -y install octave-general octave-io octave-signal octave-statistics
エラーなく終了すれば完了です。

以上です。