今年度のノーベル物理学賞は、米国のLIGO検出器による世界初の重力波直接検出に主導的な役割を果たした3人の研究者に授与されました。理学系研究科附属ビッグバン宇宙国際研究センターのKipp Cannon准教授は、前カナダLIGO研究チーム代表者としてこの初検出に大きな役割を果たし、東京大学着任後はわが国の重力波検出器KAGRAとLIGOの国際協力を推進しています。今回はこのノーベル物理学賞を記念して、重力波の基礎から重力波天文学の将来まで、駒場生向けに解説する講演会を企画しました。
日時:2017年12月18日月曜日午後5時から6時まで
場所:駒場キャンパス1号館109号室(時計台の建物)
講演:
Credit: LIGO Laboratory, MIT, & Clatech
米国Hanfordにある重力波検出装置。 |
米国Livingstonにある重力波検出装置。 |
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ブラックホール連星合体のシミュレーション模式図。 |
Livingstonで検出された重力波の波形。 |